2011年 11月 25日
徳永さんの刺し子展 |
久しぶりに徳永美代子さんの『イギリス巡回展の刺し子』展を友とみに行った。
昔はよく彼女の作品展をおとずれてたのだが 最近はとんとご無沙汰している。
展示してあるギャラリーは もみじ山美術館。
どうやら伊集院の近くの森の中に陶芸家のパートナーの窯『とく窯』といっしょにギャラリーがあるらしい。
田舎への道をぐんぐん直木へと車を走らせる。
なかなか行くのにむつかしい場所のようだが相棒の上手な運転と感のよさと的確な案内の看板のおかげでまよわずに到着することができた。
もみじ山という名にふさわしくもみじの木がたくさん。紅葉の時季だというのにまだ紅葉できずにいる感じ。でも緑の葉もなかなか美しい。
さすが徳永夫婦、小さな山をまるごと自分たちの城にした感じだ。
入ってすぐの母屋にはご老体の愛犬がじっとお布団から顔だけ出してねている。
その姿がなんともかわいかった。「お義母さんの次は○○(犬の名前忘れちゃった)の介護が大変なの」と徳永さん。
彼女に案内されて離れのギャラリーに向かう。森がまるごとアートの感じ。歩く道の脇にはおもしろい陶器や人形があちらこちらに。
息子さんの人形がなかなかいい味だ。
そして久しぶりの彼女の刺し子。すごい!
フランス、ドイツ、イギリスとグローバルな活躍をしているのがうなずける彼女の作品群。
みるたびにどんどん進化していくその創造的な刺し子の姿とそれを作り上げて行く力にはほんとに敬服してしまう。
もうひとつの離れでおいしいコーヒーもいただきながら久しぶりの話に花が咲く。
肩を張らずその飄々とした話し振りを聞くと作品とはちがってそこには相変わらずの昔の彼女がいたのだった。
我が家よりももっともっと自然の中でのアートの生活 なかなか素敵な空間だったし
そして彼女の作品と生き方からは強いエネルギーをもらった感じがする。
お天気もよかったし いい秋の1日だった。
by mount22
| 2011-11-25 23:43
| 音楽 演劇 絵