2013年 06月 07日
市房山(1721m) 熊本 水上村 |
六月五日(水)梅雨とはいえ 雨はいっこうにふらない感じ。その間に早く山に登っておこうと天気予報の晴れマークをねらってでかけることにしました。
夏に北海道の利尻岳の登山を計画してるので トレーニング登山です。
利尻岳は10時間から12時間のコースということなので 少し激しい山でトレーニングをと今回は熊本の水上村の市房山(1721m)に登ることにしました。
天気予報では晴れマークでしたが あんまりすっきりした感じではありません。でも季節は梅雨です。
これでじゅうぶん、朝早くに家をで 登山口を出発したのは9時でした。
トレーニング登山なので一合目からの方がいいのですが ちょっと通り過ぎたのをいいことに二合目半くらいのところにある林道終点にある駐車場からの出発です。(ついつい怠け心が)
樹齢1000年くらいの巨大な杉の道を行く登山道。・・・というよりこの山は御嶽さんとよばれる霊峰、四合目には市房神宮があるのでこの道はもともと参道ですね。それにしても大きな石の石段がつづき足をあげるのも大変な感じです。昔のひとたちはこんなたいへんなところを登って参拝したんですね。八丁坂をのぼって暫く歩くと 市房神宮到着 ここが四合目です。
ここからだんだんとはげしい急坂にはいっていきます。もともとこの山は木の根っこのすごい山ですが大雨のためか
以前よりさらにはげしくえぐられて根っこがだらけになってるかんじです。
根っこと格闘しながらのぼっていくとやがて五合目。仏岩に到着。ここまで45分。
きれいなのりうつぎにこころをいやされながらさらに激しい登りをつづけてやがて大きな岩の馬ノ背。ここが六合目。五合目から六合目のきつかったこと、ながかったこと。
ここには昔水場があったはずだけどもう今は水は飲めないようす。
まだまだ急坂はつづきます。あたりは少しずつ明るいブナ林になりヒメシャラがたくさんでてきます。
やっとやっと八合目までくると道は少し緩やかになってきました。
景色はだんだん低木とすずたけになってきます。コバイケイソウがたくさん。
よくみるとたくさんつぼみをつけています。
もう少しあとでのぼれば花がみごろだったかもと少し残念です。
このあたりで下りの登山者おじさんに遭遇。
「頂上はガスがかかってるよ。今山頂で焼き飯やらいろいろ作って食べたのに もう少し早かったらあげたのにね」ですって。残念むね〜〜ん!。
大きな木はなくなってきたのであたりのいい景色もみえてきました。山頂がガスならここで山並みの景色を。
山頂までもう少しです。がんばろう!
九合目にさいてたのはぐみにみえたけどよくみると赤い花でした。
これもドウダンツツジでしょうか。
そして山頂の少し手前にさいてた黄色の可愛い花。名前がわかりません。
そしてついに山頂です。ガスがかかって何もみえない 誰もいない山頂です。
到着12時15分。出発から3時間15分。いがいに快調ではありませんか?のぼりもきついとは思ったもののへたばりそうにはなかったし これなら利尻はだいじょうぶかも。山頂にだれもいないので
自動シャッターで写真撮ることにしたのですが これがなかなか、ポースをとってるのにシャッターがおりなかったりで四苦八苦でわらいころげてるふたりです。
ゆっくりご飯をたべたころに三人の男性がのぼってきました。東京からの出張で山にのぼったとかいいですね。
さて私達は下山です。激しい激しい道。
こんなところ登ってきたのかしらとぼやきながらぐんぐんくだって 足がどうかなりそうと思いながらやっと登山口に到着。くだりは2時間20分でした。
よく市房に登れたら九州の山はだいじょうぶといったりしますがさすがに市房はなかなかの山でした。
いいトレーニングになりました。帰る頃には雨がぽつぽつ、雨にもふられずこの日も楽しいいい山登りが出来ました。次はどこに行こうかな?
by mount22
| 2013-06-07 23:15
| 山