2016年 07月 26日
霧島国際音楽祭 楽しんでます。 |
私の最初の参加は 宝山ホールのいろんな部屋で たくさんの小さなコンサートがあった宝山祭りから。
地元のピアニスト 竹下さんのピアノ 最近まで九響で活躍されてた原田さんのチェロ それにイケメンの大萩康司さんのギターと この日は朝から夜まで 音楽に浸った1日でした。
ザビエル教会コンサートでは 天才的なオルガニストと言われる鈴木優人さんのオルガンとチェンバロ。
プログラムは オールバッハで 教会のパイプオルガンとチェンバロのあの荘厳な響 魂がゆすぶられるようでした。 オランダ生まれで今もオランダにお住まいという鈴木さんの 演奏の間での話が とても興味深かったですね、もちろん大好きな バッハの話ですが 。
霧島神宮の境内で行われるかがり火コンサートも 音楽祭の楽しみの一つ。毎年お天気を気にしながら夕方から地元の人たちもたくさん年に一度のクラシックコンサートに出かけてきます。
巫女さんや 神主さんたちが かがり火を焚いて 独特の雰囲気の中での演奏会です。
今年は ピアニストの三舩優子さん お友達のAちゃんからの情報通り クラシックからジャズまで弾かれる素敵な女性でした〜。 クラシックは もちろんサティも ガーシュインも聞けて 大満足。 話もとっても上手で 驚きでしたね。変わり者のサティの話 面白かった〜〜。
みやまコンセールでのオープニングコンサートは 霧島国際音楽祭 音楽監督の堤剛さんのチェロリサイタル そしてピアノは素敵なヤブフォンスキー氏 盛り上がりました。
そして何と言っても最高だったのは 宝山ホールを満員の人で埋めたキリシマ祝祭管弦楽団公演でした。鹿児島でクラシックのコンサートにこんなに人が入ることってないでしょう、というほど立ち見席までぎっしり。 指揮はもちろん下野竜也氏 このところ霧島国際音楽祭のレギュラーメンバーとして毎年多くのファンを虜にしてきたのですが 聞くところによるとどうやら今年で最後らしい と言う噂。 そんなことも影響してるのか 聞く方も 演奏する方も いつもよりさらに熱を帯びてた感ありでした。
曲目は ベートーヴェンシリーズの最後 8番と9番 特に 素晴らしかったのは もちろん9番。合唱は東京からわざわざ駆けつけてきてくれた新国立劇場合唱団 ソリストはロシアのパーヴェル・シムレーヴィッチ、森麻季、林美智子氏など その合唱の素晴らしいこと 特にバリトンのシムレーヴィッチ氏にゾクゾク!!オケはもちろん1流揃いだから その音の素晴らしいこと。
鳴り止まぬ拍手と歓声! すごい夜でした。
そうこうするうちに 時はすでに8月 とうとう音楽祭も幕を閉じました、たくさんの音楽家と出会い たくさんの感動をもらいました。 生の音楽ってやっぱり素晴らしいですね。
by mount22
| 2016-07-26 23:36
| 音楽 演劇 絵